前の投稿で、
色を纏うことで、母の瞳に輝きが甦ってきたことを
シェアさせて頂いたところ、
皆さんから想像以上の反響を頂きました。
きっと皆さんの大切な人を思いながら、共感して読んでくださったんだなぁと
とっても嬉しかったです♡
それでは早速、続きをシェアしますね!
『トータルスタイリングで私達のママが戻ってきた!』
です。
ご覧ください!
【Day2 は『スキンケア&メイク』】
母にスタイリングをと思っていた時、
絶妙のタイミングで
私の大好きな美塾のメイク講師 佐佐木順子さんの
このブログ記事を読んで、
メイクも是非やろう!って思ったんです。
でも、その前にスキンケア。
というのも、母は
コロナ禍のマスク生活を経て
肌のハリを失い、シワやフェイスラインの崩れなど
肌の劣化も感じて自信を無くした、と言っていたから。
メイクをしてあげても、
「そもそも私の肌がもうダメだし」
って思っていたら、
やっぱり、
表面的な解決にしかならないような気がしたのです。
スキンケア次第で、
これからだって、肌は甦る。
そう信じてもらうことも
彼女の自信の回復には大切だと思ったんです。
【ママに『Me Time』を ♡】
私の使っているスキンケアが
ハリや潤いなどの気になる年齢肌にもとても効果が高いものなので、
それを使ってスキンケアをしてみることにしました。
YouTubeでフレンチカフェミュージックを流し、
ガラスのティーカップに注がれたコーヒーを飲みながら
ゆったりとソファに座ってもらって。。。
「こんな風にゆっくりと自分の肌に時間をかけてあげるなんて
やったことないわ」
母はしみじみと言いました。
そう。
お母さんにとって、
『自分の時間をしっかりとる事』って、
意図して作らないとできないんですよね。
「気分いいでしょ?
しっかり味わって♡」
そう言いながら、
私は母に化粧水を手渡しました。
「じゃ、まずはこの化粧水を、
お肌が”もう要らない”って言うまで入れてみて」
【キレイは日々作られるから、自分で出来なきゃ意味がない】
化粧水は自分でやってもらうことにしたんです。
というのも、
乾燥は、
日々の化粧水をケチらずしっかりいれることでかなり改善する
ということを
私自身が実感していたので、
母に、
”肌が欲しがるだけしっかり入れてあげる”という感覚を
自分で体感してもらいたかったんです。
「わー!あっという間になくなった」
母は何度も肌に化粧水を与えていきます。
「え?まだ入る。あれ、まだ吸う~」
そう言いながら肌にアプライした回数は
何と、6回!
やっぱりかなり乾燥していました。
6回目にやっと「もうこれ以上要らない」という感覚があったそう。
「今までの化粧水なんて1~2回ピピっとつけてただけ。
それは、ただ濡れてただけ、やってる気分だけだった
ってことが分かったわー(反省)」
「化粧水だけでも
こんなに肌がもっちりした感覚になれるんだねぇ!」
って、
自分の肌を観察して、
気付いたことがたくさんあったよう♡
「うん!よし!体感があった。
これで母は、日々、自分でもケアができる。」
私は確信しました。
【母の御顔を 愛でる】
ここからのスキンケアは、私が引き受けました。
保湿美容液、そしてクリームを
存分に使って
手でお顔を包んでゆっくり丁寧に入れてあげたら
母の肌がもっちりとして
見た目にも潤いが分かるくらい透明感がでて、
驚くほど艶っつやに♡
次は、メイクです。
今回は、
母も私もファンデーションを持っていなかったので、
ノーファンデで。
メイクは、美塾メイクを施します。
(ちなみに私はいち生徒です)
母の顔のパーツの形や特徴を
指や筆に感じながら、
それをなぞることで存在感を持たせていく。。。
この美塾メイク方でメイクすると、
その人の顔の各パーツが際立ってくる
という感じなんです。
メイクが仕上がった瞬間。。。
私の目の前に
昔の母の顔が現れました!!!
ちょっと、泣きそうでした。
【トータルコーディネートを仕上げたら。。。】
顔が完成!だけでは、私の中ではまだ未完成。
ヘアバンドでボリュームの無くなったヘアも
少しアレンジしてあげて。。。
最後に、
彼女に似合いそうなスタイリングをして、身に着けてもらいました。
いよいよメイクオーバー完成!!
鏡の中に
仕上がった自分の姿を見た時
母の顔が
ぱああっ!と輝きました。
そこには
私がよく知る、本来のママの姿。
女っぽくてチャーミングなママの、
満開の笑顔がありました。
カメラ越しに見る
母の姿に、
嬉しくて涙が出そうでした。
そこには、
女性としての自信を取り戻して
エネルギー溢れる
久しぶりに見る母の姿があったから。
「そう、これが、私のママ。
私の、世界一自慢のチャーミングなママなの!」
昨日はカメラを向けても
微笑みまでしか出なかったのに、
今日は、モデルみたいに顎をあげて、
こんな表情まで自然にしてくれた。。。!
母のエネルギーの変化に、驚いて、
そして嬉しくて。。。!
「私がずっと知っているママに
もう一度こうして会えて、
本当に本当に嬉しいよ!」
私は、胸がいっぱいでした。
ビフォーアフターの写真を妹にも送ったら、
この反応!
やった~♡♡♡
私達のママが、帰ってきたのです!!!
【Day 3 – お買い物同行】
まだまだここでは終わりません。
母が、鹿児島での日常に戻っても
自分で
このエネルギーを再現できるように、
母のときめく服と
似合う色のメイクを買いに出かけました!
その帰り、
神戸居留地の素敵な街並をバックに写真を撮りました。
数時間歩き回って、
きっと体は疲れていただろうに
そこに映る彼女の姿は、元気と喜びに満ち溢れていました。
このエネルギーの変化!本当にすごい!
それに、
客観的に見て、71歳にはとても見えない。。。><!!
同じ服を着ているのに、
旅の始めの5日前とは、
もうすっかり別人の母がそこに居ました♡
2人で一緒に撮った自撮りも
フィルターなしで、この輝き!
この表情!
私の
世界一大切な笑顔が、戻ってきました♡
瞳にしっかりと光が
そして、活きた表情が戻ってきたから
きっと、ママは大丈夫!
もしまた光が失われたら
私が
愛とキレイの魔法をかけてあげよう!!
(今回の滞在最後のディナー終わりに撮った一枚。
疲れた表情も一切なく、こんな笑顔が自然と出てくるようになりました!)
世界で一番大切なママの笑顔、見事に復活!
『ママのメイクオーバー大作戦』大成功です!!!!
【『キレイになりたい』という本能には 未知数のパワーがある! 】
私が
下着コンサル・ファッションスタイリストとして
たくさんの女性と関わらせて頂く中で、
確信になったことがあります。
それは、
女性にとって
「キレイになりたい」は ただの欲求ではなく『本能』
だということ。
「寝る」「食べる」と同様、
満たされると、勝手にエネルギーが溢れてくるもの。
そして、
この女性特有の本能には
「想像を超える未知数のパワー」がある。
今回の母が見せてくれた『エネルギーの変化』に
その事実を改めて実感しました。
美しくなりたい本能は、
食欲のようにお腹も鳴らさないし
睡眠欲の様に、勝手に落ちる事もありません。
でも、だからこそ、
後回しにしやすいもの、なんだと思います。
年齢・世間の目・経済力などを言い訳に、
満たさずにいることが多い。
でも、それが『本能』である以上
その欲求を満たさないことが積み重なると
大きな『代償』を生むことになる。
その代償とは、
「瞳から輝きがなくなっていく」こと
「活力(活きる力)がなくなっていく」こと、なのです。
でも、それを防ぐことは難しいことではなくて
・カラーの服を身に着ける
・ワクワクするアクセサリーを身に着ける
・ゆっくりとスキンケアをしてみる
・丁寧にお化粧をしてみる
など、
今回ご紹介したような
小さいことでもいいんです。
日々の中に、
『自分の美しさを感じる瞬間』を
あなた自身にあげること。
それが、
あなたの中から、生命エネルギーを溢れさせる秘訣です。
『世界一の笑顔を取り戻せ!ママのメイクオーバー』シリーズ2回、
お付き合いいただき、ありがとうございました!
皆さんの大切な人が元気がなくなったな。。。と感じた時
この記事のことを思い出して頂けたら
幸いです♡
あなたと
あなたの大切な人の瞳が、
いつもいつまでも
輝いていますように♡