下着・ファッション・着物であなたの魅力を可視化する
イメージコンサルタントIzumi Woods です。
はい!
【着物の高い敷居をぶっこわす♡シリーズ】の続き。
今日は『着付けは大変!』について書きますね。
シリーズ①着物は難しい ~ルール編はこちら
着付けって、
- 着せてもらうのも手配しなくちゃいけないしお金かかる
- 補正とかいっぱいされて、何層も着なくちゃいけなくて時間かかる
- 自分でやろうと思うと、わざわざ習わなくてはいけないこれで大変じゃないよ~と言ったら、この場で読むの止めるよね。(笑)
確かに、今の着物の常識に沿って隙なくパーフェクトに着なくちゃいけないとなると、
①プロに依頼する
②ちゃんと習って練習して、パーフェクトレベルになる
の、この二つの選択肢のみ。
これ、どっちも手間とかお金、時間かかりますね。
まずここで、気づいて欲しいのが、
着物姿の【パーフェクトな状態】ってのにフォーカス当たってるよね。
パーフェクトな姿じゃなきゃと思うと、プレッシャーが重くのしかかる。
そうなると、着物を着るのがいいなぁと思っても、洋服でいいや〜ってなるよね。分かります。
でもね、実は、パーフェクトである必要は、ないんですよ。
それは、なぜか?
そもそも、「そのパーフェクト」ってなんだって話。
- 衣紋が抜けてて、
- えり合わせが綺麗で
- おはしょりがちゃんとあってスッキリ綺麗で
- 裾がすぼまっている
- 帯揚げ・帯締めがスッキリみたいな感じかな。
ここで、着物の歴史にちょと触れると、
着物ってね、1000年以上歴史があって、ちょっと紐解くと
- おはしょりができたのも、衣紋を抜くようになったのも、江戸時代。
たった300年くらいの歴史しかない。 - 補正が始まったのは、現代でここ50年位じゃないかな?
江戸時代の絵など観るとどう考えても補正なんてしてない。
襟元もきちっとしてなくて、ゆったり。
(エアコンもない日本。日常着に補正して襟もきっちりしまってたら動きにくいし暑いよね。) - ある日、明治時代の名家の女性の着物姿写真を見たんだけど、帯板も入ってないようでシワが入っているし、
帯締め帯揚げも、今のパーフェクトとは程遠い。
名家の女性ですらそうなんですよ!これは明治時代の写真、今よりずいぶんゆったりと着てるでしょ。帯も結構下だし。
今のパーフェクトとは程遠いですよね!
ここでお伝えしたいことは、
今のスタイルはたった50年くらい前までは、全然普通ではなかったってこと。今のスタイルは、
戦後着付け教室などが出来て晴れ着、特別な時のものとして、
短時間用、
見た目重視に着崩れしにくい様に作られたスタイルとも言われてます。
だからね、そんなにプレッシャー感じなくて大丈夫!
着付けの先生でもないなら、自分で着る分にはそこまでパーフェクトに出来る必要ないんです!
出来たら、すごい!
出来ないのがむしろ普通!
そう思うと気楽でしょ。
それよりも、
着物には着ないことがもったいないくらいのすごいパワーがあるから、
まずは、纏うことから始めてみて。
ワクワクを楽しみましょう。
とりあえず、纏うだけで、女性ホルモンバンバン出ますよ!
まずは纏って、是非それを感じてみて!
それ以外のすごい着物の力、私は『着物マジック』と読んでます。
それははまた別記事に書きますね!
纏うだけといえば、
『今様小袖(いまようこそで)』という、
衣紋も抜かない、おはしょりも作らない、温泉の浴衣の様に合わせるだけ、
という着物のスタイルを提唱してるしょうこさんという方が居ます。
まずは着物を着てみたい!という方にはオススメだと思いますよー!
Fymic
(写真ウェブサイトからお借りしました。
衣紋が抜けてないのが分かるかな。
うなじのセクシーさは出せないけど、ヘアダウンはできる!)
現代のパーフェクトは、「今の主流スタイル」というだけ。
自分で着るなら、
ちょっとそこから外れても、リラ~ックス!
補正もなくたっていいし、衣紋抜けてなくてもOK!
もっと自由でいいんです!
「江戸時代前期のオマージュでーす!」くらいで
気楽に行きましょう!!
次も、「着付けって大変!」の続きー着付けを習うという事 について書きますね。
下着・ファッション・着物であなたの魅力を可視化する
イメージコンサルタントIzumi Woods でした♡